2013年1月27日 12:56 － NEX-6を買った理由

NEXは登場した時から欲しかったけど今日まで買わなかった理由が１つだけある。
「操作性の悪さ」の一言に尽きると思います。実際に店頭で触ってみて泣きそうになった。
絞りを変えるだけでも「設定メニューボタン」＞「撮影モード」＞「絞り優先」＞「絞り値設定」
ISOも「設定メニューボタン」＞「明るさ・色あい」＞「ISO感度」＞「ISO値設定」
日が暮れるわ・・・ 私が欲しかったNEXはデジタル一眼レフをミラーレス化したものであって
コンパクトデジタルカメラのセンサーをデジタル一眼レフ化したものでは無いのよ…
その劣悪な操作性を解消したのは物理的にダイヤルを増やしたNEX-7だったのですが
予約してたけどタイの洪水騒ぎで発売が延期になりD800と発売日が近くなってしまい
両方買ったら50万近くなる為に断念してしまった。 50万ならD4買うよね...

自分の購入するポイントは「操作性に関してどこまで妥協できるか？」だと思います。
実際の撮影で使う操作は「絞り優先モード」を使った場合はこの４つぐらいかな？
１．フォーカスポイントの変更　２．絞り値の変更　３．露出補正　４．ISOの変更
この４つがそこそこスムーズに変更出来ればカメラとしてまともに使えるんじゃないか？
そして今回発売されたNEX-6で操作性の妥協点を突破したので購入した次第です。

購入ポイント1:ダブルダイヤル搭載

絞り値やシャッター速度変更に使用できるコントロールダイヤルの上に馴染みの
モードダイヤルを搭載することでメニュー画面へのアクセスを減らした素敵ポイント！
NEX-7の様に物理的にダイヤル２つ増やしたあの雑な設計ではないよ！よくやった！
これで普段使うA(Av) / S / M の切り替えがとてもスムーズになりました。
まぁでもそんな頻繁に撮影モードは変えないだろうとは思っていたので唯一操作系で
無くても妥協してもいいかと思ってたところだったのでちょっと嬉しかったなぁ

購入ポイント2:右ボタンがISO変更ボタンに変更

NEX-7以外ではフラッシュボタンだったのですが今回のNEX-6(5R)ではISOボタンに！！
これで忌まわしきメニュー画面にアクセスする必要が１つ減りました！
NEX-5Rは内蔵フラッシュ非搭載、NEX-6は液晶の上部にボタンが単独搭載されました。

購入ポイント3:Fnボタン搭載でフォーカス・露出周りの設定変更が楽に！

フォーカスのマニュアルやモード（AF-S AF-C）の変更やホワイトバランス等15種類の
設定変更から６種類をカスタマイズ登録できるメニューにアクセスできるボタンを搭載

フォーカスに関する詳細な設定や測光モードの変更にダイレクトアクセスできます。
これも今までは設定画面開いて・・・・のアクセスだったので本当に楽になりました。
詳細設定部分は無くても仕方ないという妥協点にあったのでこれが解決してるのは
購入するポイントとして大きく加算されましたね。

購入ポイント4:フォーカスポイントの選択がスムーズに

コンデジやミラーレスになると何故かフォーカスはカメラ任せのオートが基準で
自分でフォーカスポイントを設定するのが面倒だったりするのよね・・・
NEX-6ではオートフォーカスモードを「フレキシブルスポット」に選択していれば自動的に
右下のボタン（ソフトキーB）にフォーカス位置変更ボタンが割り当たります。

撮影中にボタンを押せばフォーカス位置がオレンジ色に変わり即座に好きな位置に
フォーカスを合わせることが出来ます。

４つの購入ポイントを紹介しましたが恐ろしいことにこの４つのポイントをクリアすると
最初に愚痴をこぼした「設定メニュー」に撮影中アクセスする必要が無いのです！！
実際２～３日撮影してますがメニュー画面見てませんし…本当に素晴らしい改善です。
操作系で敬遠していた人はマニュアル読んでから店頭に行って触ってみると良いかも
「フルオート撮影でいいや」って人にはあまり恩恵が無いかもしれませんが。
デジタル一眼レフを持っている人でサブ機としてちょっと軽い奴をと思っている人には
やっとこさまともに操作できる物が出たと思うぐらい素敵なNEXに仕上がってます。

ソニー デジタル一眼カメラ α NEX-6ズームレンズキット NEX-6L/B